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小児に多い耳鼻咽喉科疾患

大人とは異なり、子どもは体の様々な器官が未発達なため、耳、鼻、のどの病気にかかりやすく、何度も繰り返し発症します。
体調を崩したときに保護者の皆さまが慌てずに対処いただけるよう、小児に多い耳鼻咽喉科の疾患をご紹介します。

急性中耳炎

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滲出性中耳炎

中耳(鼓膜の奥)に滲出液がたまり、耳管(鼻と耳のとおり道)が詰まって炎症を起こす耳の病気です。
3歳~10歳前後に発症しやすく、痛みや発熱はありませんが、耳の聞こえが悪くなったり、耳がふさがった感じがするなどの症状が見られます。
痛みなどがないため、気付きにくいことがあります。

アレルギー性鼻炎

アレルゲンと呼ばれる特定の物質(花粉、ハウスダスト、ペットの毛、カビなど)を吸い込むことが原因で鼻みず、くしゃみ、目のかゆみや充血を起こす病気です。
子どもの場合、通常の風邪症状と似ているため気付きにくいことがあります。

耳掃除(耳垢)

乳幼児は代謝が活発で耳垢が溜まりやすく、耳の穴も小さいため耳垢を無理に取ろうとして耳の奥に耳垢を押し込んでしまうことがあります。
耳垢が詰まり耳垢栓塞になってしまう可能性もあるため、耳掃除が困難な場合は耳掃除のみでの受診も可能なので、お気軽にご来院ください。

咽頭結膜炎

アデノウィルスの感染が原因で咽頭(鼻の奥~食道までの空気と飲食物の通り道)と結膜(目の白目を覆っている膜)の両方が同時に炎症を起こす病気です。
感染すると数日~1週間ほどの発熱、のどの痛み、目の充血や目やになどの症状が見られます。咳やくしゃみなどで感染する飛沫感染と、目やになどが付着したものに接触して感染する接触感染があり、感染力が非常に強いのも特徴です。プール熱とも呼ばれています。

RSウイルス感染症

RSウイルスの感染が原因で発症する呼吸器系の病気です。
鼻水、発熱などの風邪のような症状が数日続き1週間ほどで治ります。
軽症で終わることが多いが、乳児がかかると重症化する場合があり、呼吸音が「ゼーゼー」と聞こえる細気管支炎になってしまうこともあります。
飛沫感染、接触感染で広がり、感染力が強いのも特徴で、2歳頃までにほとんどの子どもがかかっていると言われています。
ウイルスの種類が何種類もあるため何度もかかる可能性があります。

溶連菌感染症

A群溶連菌によって、発症する細菌感染症です。
感染後、のどの痛み、発熱が見られ、その後、手足やお腹にかゆみのある小さな発疹が出たり、舌に赤い発疹が出る場合もあります。
秋から冬にかけて流行し、感染力がとても強く、飛沫感染、接触感染で広がり、完治しても再び感染することがあります。

鼻吸い(鼻水の吸引)

乳幼児は鼻が出やすく、自分で上手に鼻をかむこともできないため、鼻が溜まってしまいます。
鼻がつまると夜ぐっすり眠れなかったり、中耳炎などの原因になったりもします。
鼻水を吸引することで、悪い菌を吸い取るだけでなく、熟睡できるようになったり体調も楽になります。
当院では、専用の器具を使用しますので安心して処置ができます。鼻水吸引のみでの受診も可能なので、お気軽にご来院ください。

港北区妙蓮寺駅さかきばら耳鼻咽喉科では、小児の患者様も通いやすい耳鼻咽喉科を目指しています。小児の耳鼻咽喉科疾患は、ご自宅での判断が難しいこともありますので、少しでも気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。